死装束に意味はあるの?
旅立ちの時にお召しになる死装束。
死装束に意味があるの?
おでこの三角巾ってどんな意味があるの? と疑問に思ったことはありませんか?
実は、死装束の装いや副装品、着せ方には、故人様を想う大切な意味が込められています。
エンディングドレス専門店の目線で、さくらさくらが、わかりやすく解説いたします。
🌸死装束を着せる意味
仏教では、死装束(仏衣)は、故人様が極楽浄土へ向かう「修行の旅」に出るための衣装とされています。
白い着物(経帷子)の「白」には、清らかな心で旅立てるように、そして未練を断ち切るという意味合いがあります。
🌸なぜ「左前」で着せるの?
普段の着物とは逆の「左前」にするのは、逆さごとと言って、生と死を区別して、この世とあの世を分けるという日本古来の風習からきています。
足袋も左右逆さに履かせます。
逆の支度をすることで、迷いなくあの世へ向かえるという思いからです。
🌸おでこの三角巾(天冠)の役割
「天冠(てんかん)」と呼ばれるこの布は、あの世への旅路で閻魔大王に会う際の正装であり、魔除けの意味も持ちます。
「天に向かう矢印の意味があるんだよ😊」と葬儀社さんからお聞きしたことがあります。
※最近では棺に納めることもあります。
🌸宗派による違いもあります
浄土真宗では「亡くなるとすぐ成仏する」という教えから旅の概念がないため、死装束ではなく生前お気に入りだった衣を着ることもあるそうです。
また、キリスト教や神道でもそれぞれ装いが異なります。
最近では伝統的な装いだけでなく、「最後まで自分らしく綺麗でいたい」とエンディングドレスや、以前に着ていたお洋服を選ばれる方も、増えています。
葬儀も多様性の時代。
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